突然ですが、『ことばのビル』って聞いたことありますか?
言語聴覚士の中川信子先生の著書に出てきます。
本の中ではことばを育てるために大切なことをビルの建築に例えています。
“ことばを話す”はビルの最上階。
“ことばを話す”ためには土台をしっかり固め、下の階からじっくり積み上げ
育んでいくことが大切というお話です。
では、“ことばを話す”の基礎部分は何か?
それは、“規則正しい生活” “運動” “遊び” “共感”です。
規則正しい生活の中で、たくさん遊んで身体を動かして、みんなで笑いあう。
遊びながら五感を刺激し、身体を動かすことで
ボディイメージや身体の使い方を覚えていき、
楽しい気持ちを感じる、共感することで
コミュニケーションの基礎を築いていきます。
「話す」ことに注目しがちですが、
ことばを話さなくても、ことばの専門家でなくても、
ことばを育てるためにやれることはいっぱいあります。
まずは子どもと一緒に
たくさん遊んで、
たくさん笑って、
時には泣いて、
子どもが見ているものを
一緒に見ては声をかけ、
たくさんのことを体験してください♬
参考文献:「ことばをはぐくむ」中川信子著 ぶどう社
※以前、別のサイトでも書いた内容です。
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